グループホーム設計で掲げたテーマ
今回グループホームを設計建築していくにあたって、
テーマとして掲げたのは
①認知症への工夫を多く組み込んだ環境に
②認知症だからこそ普通の住まいに近づくように
③家族が親の入居を自信持って進めれるように
この3つでした。
認知症は大変な疾患です。
当然一番大変で怖い思いをされるのは「ご本人」です。
なので、認知障害者を
「集める」
「監視する」
発想の環境は作りたくありませんでした。
認識しやすい環境を作る
制限の少ない生活環境を作る
そうすれば
普通に気持ちよく生活を継続できるんじゃないかと信じ
設計をしてみました。
で、もう一つ
一番近くで見続けてきた家族も
大変な想いで入居を提案するのですから、
「かあさん、ここなら気持ちよく生活できそうだよ」
と自信持って言えるような質感を出したいと思いました。
そのテーマで組みいれた工夫を
徐々に紹介します。
メドック東浦 事務部 吉田