特別養護老人ホーム「メドック東浦」は平成16年7月6日に社会福祉法人の認可を受諾し、平成18年4月1日に施設運営を開始いたしました。その原点は内科医でありました前理事長の「医療の地域支援は生活・介護環境も同時に考えなければ…」という思いです。それは研修医として学んだ知多の地で、実に30年を経て叶った地域貢献でもありました。 その意志を引き継ぎ平成28年9月、社会福祉法人成仁会の理事長としての重責を担うこととなりました。 介護福祉の基盤となるのはご利用者様と職員との1対1の関係です。ご利用者様と真摯に向き合うことで心が通じ合い、職員もやりがいを感じる。それが福祉の本質であり、また介護現場に勤めた経験を持つ私自身の原点です。 そしてその喜びを地域全体に広げることが私の理想とする福祉施設のあり方です。 そのために東浦町や知多近隣地域にお住まいの皆様との関係をより一層強くして考えています。定期的に開催する施設行事にご来場いただくだけでなく、その担い手としてもご参加ご協力を賜ってまいりたいと思っています。 さらに保育園の開設により、幼児から高齢者の方までをご利用者様としてお迎えできるようになりました。そのご家族様はもちろんのこと、若い方々には職員として新しい時代の福祉をご一緒に担っていただくことで、地域で生活する多くの皆様方にご参加いただける環境となりました。 これを期に、地域に根付く社会福祉法人として一層力を入れて参ります。 「メドック東浦」の運営によって地域の福祉(=幸福)に貢献することが私の願いです。相互に感謝ができる関係、それを起点として広がる喜びの輪に是非ご参加ください。 今後とも皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。