29年11月26日
特別養護老人ホームメドック東浦にも
オレンジカフェこころ屋さんが来てくれました!
こころ屋さんは東浦町を代表する地域活動の一つです。
オレンジカフェという事で、
コンセプトは認知症を患っている方そしてその家族が集う場所なんですが、
参加は疾病に限らず
介護に不安を感じる方など
みんなが情報交換しやすく気軽に足をむけれる居場所になっています。
お茶を準備される方々も
ボランティアのお気持ちで進んで参加されています。
今回のこころ屋さんでは~、
障害に関する本がみれたり、
作品が紹介されたり、
そしてそして
琴わ会さんによる「大正琴DE回想法」!
大正琴を弾いて、
昔懐かしい童謡唱歌歌謡曲の数々
そして曲の間には
昔の教科書を使ってクイズを出したり
「耳を使って」
「目を使って」
「心を使って」
頭の体操をするような感じがしました。
さすが、琴わ会さん!こころ屋さん!
みなさん楽しまれている様子でした。
さて
家族を介護する
特に主介護者となり自宅で介護するってのは
本当に大変なことです。
うまく言えませんが、
こればっかりやったことのある人しかわからない気がします。
「重い(想い)もの」を背負ってみえるというか。
仕事で介護業務するのとは
全然違うものです。
私たちも仕事上色々なご家族と話を聞きますが、
主でやってこられたご家族は
何というか、広く深くな目線でお話しくださり
とてもご苦労されてきたんだな…と圧倒されます。
こころ屋さんは
同じ境遇にいる方々と一緒に意見交換しませんか?の場所です。
家族介護で生じる
「辛さ」「怖さ」「悲しさ」…
当事者しかわかりにくい様々な重い(想い)ものを
こういった場所で口に出してみると
少しはお気持ちが楽になるのではないかと思います。
身体の介助に関しては
私たちのような介護事業所にお任せください。
決して介護事業所に頼んだから、
家族介護を放棄ってわけではありません。
特養入居であっても
「家族」という身内しかできない一番大切な役割を
引き続きやっていただくことになります。
大変な大変な家族介護は
できるだけたくさんの
身内、地域活動、介護事業所とやっていかれることをおすすめします。
いつまでも
介護をする方
介護を受ける方
互いに安心できる環境になってくれるために、
私たちは最善を尽くしたいと思います。
では、
こころ屋さん、ありがとうございました。
またお待ちしてます☆
メドック東浦
吉田