採用コラム
Recruit
未経験から介護職を始める方へ
求職者の方へ
はじめに
資格や経験よりも、大切にしたいものがあります。
介護の仕事に興味はある。
でも、
「資格がない。」
「経験もない。」
「自分に人のお世話なんてできるのだろうか。」
そんな不安から、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。
実際、私たちの採用面接でも、一番多くいただく質問は
「未経験でも本当に大丈夫でしょうか。」
という言葉です。
私たちの答えは、いつも同じです。
「もちろん大丈夫です。」
ただし、それは、
「介護は誰でもできる仕事だから」
という意味ではありません。
私たちが採用で見ているものが、資格や経験とは少し違うからです。
私たちは「資格」より先に、「人」を見ています。
メドック東浦は、平成18年の開設当初から、資格や経験だけで人を判断する採用は行ってきませんでした。
もちろん資格は大切です。
介護福祉士や介護支援専門員などの資格は、専門職としての知識や技術を身につけた証です。
取得すれば資格手当も支給されますし、キャリアアップにもつながります。
しかし、それ以上に私たちが大切にしているものがあります。
それは、
「目の前の人と、きちんと向き合えるか。」
ということです。
経験者にも、未経験者にも、共通していること
介護経験が10年ある人。
まったく経験がない人。
一見すると、大きな差があるように思えます。
もちろん介助技術や知識には違いがあります。
しかし、一つだけ同じことがあります。
それは、
目の前のご利用者様とは、どちらも「初めまして」であること。
という事実です。
その方が歩んできた人生。
好きだったこと。
苦手だったこと。
大切にしてきた価値観。
ご家族との関係。
それらは経験者でも知りません。
だから私たちは、
経験者だからできる。
未経験だからできない。
そんな単純なものではないと思っています。
「見る」だけではなく、「観る」「看る」
メドック東浦では、新人研修の中でもよく
「見る・観る・看る」
という話をします。
同じ「みる」でも、
ただ目で見ることと、
相手の気持ちを感じながら観察することは違います。
例えば、
あるご利用者様が、大きな声を出されているとします。
経験がないと、
「怒っているのかな。」
と思うかもしれません。
でも、
本当にそうでしょうか。
もしかすると、
身体のどこかが痛いのかもしれません。
不安なのかもしれません。
トイレに行きたいのかもしれません。
誰かに気づいてほしいだけなのかもしれません。
介護とは、
その理由を探す仕事です。
だから、
私たちは技術だけではなく、
「相手を理解しようとする姿勢」
を何より大切にしています。
未経験だからこその強みがあります。
「経験がないことが不安です。」
そう話される方はたくさんいます。
でも私たちは、
未経験だからこその良さもあると思っています。
経験が長くなると、
どうしても
「前もこうだった。」
「この方もきっと同じ。」
という先入観を持ってしまうことがあります。
もちろん経験は大きな財産です。
一方で、
未経験の方は、
目の前のご利用者様を一人の人として見ることができます。
「この人は、どんな方なんだろう。」
という純粋な興味を持って関われる。
これは、経験だけでは身につかない、大切な力です。
だから私たちは、
未経験ということを弱みではなく、
可能性だと考えています。
年齢は、武器になります。
「もう40代だから。」
「50代から介護を始めるのは遅いですか。」
そんな質問もよくいただきます。
私たちの答えは、
「遅くありません。」
です。
介護の現場では、
人生経験そのものが、ご利用者様との信頼につながることがあります。
子育てを経験したこと。
家族を介護したこと。
仕事で苦労したこと。
失敗したこと。
それらすべてが、
相手を理解する力になります。
もちろん、
20代には20代の良さがあります。
行動力。
体力。
柔軟な発想。
どの年代にも、その年代だからこそできる介護があります。
メドック東浦では、年齢ではなく、
その人が持っている力
を見ています。
「まず見てから決める」で構いません。
介護という仕事は、
文章だけでは伝わりません。
職場の雰囲気。
職員同士の会話。
ご利用者様との距離感。
笑顔。
空気。
これは実際に来ていただかないと分からないものです。
だから私たちは、
見学だけでも歓迎しています。
「応募するかどうか分からない。」
それでも大丈夫です。
インターンや施設見学を通して、
自分に合う仕事なのか。
どんな人たちが働いているのか。
ぜひ、ご自身の目で確かめてください。
面接も、
私たちが一方的に選ぶ場ではありません。
お互いに理解し合い、
「ここで一緒に働きたい。」
そう思えたときに、初めて採用があると考えています
一人で悩ませない。それが新人教育です。
介護の仕事は、人の人生に関わる仕事です。
だからこそ、
「現場に入って覚えてください。」
という教育では、職員も不安ですし、ご利用者様にとっても良いことではありません。
メドック東浦では、入職後すぐに現場へ入るのではなく、まず数日間は座学を中心に研修を行います。
介護技術だけではありません。
法人の理念。
接遇。
感染対策。
事故防止。
ご利用者様との関わり方。
「なぜ、そのケアを行うのか。」
そんな基本から学びます。
その後は現場に入り、先輩職員と一緒にOJT(実践研修)を行います。
いきなり一人で任せることはありません。
できることを一つずつ増やしながら、自信を持って独り立ちできるよう支援しています。
さらに、入職後2週間、1か月と節目ごとに面談を実施し、不安や悩みを確認します。
教育研修課が最後まで関わることで、「誰に相談したらいいか分からない」という状況をつくらないようにしています。
「なぜ」を考える人になってほしい。
メドック東浦では、技術だけを教える教育はしていません。
例えば、
食事介助。
入浴介助。
排泄介助。
これらの手順だけを覚えても、本当に良い介護にはなりません。
私たちが大切にしているのは、
「なぜ、そのケアをするのか。」
という視点です。
なぜ、この方は食事が進まないのか。
なぜ、この時間になると落ち着かなくなるのか。
なぜ、この声掛けだと笑顔になるのか。
その「なぜ」を考えることが、ご利用者様一人ひとりに合わせた介護につながります。
だから私たちは、毎月の研修やコミュニティラボ、ケアフィロソフィーラボなどを通じて、「考える介護」を学び続けています。
外国人職員も、大切な仲間です。
メドック東浦では、多くの外国人職員が活躍しています。
インドネシア、ミャンマー、スリランカ、ネパール、フィリピン、ブラジルなど、さまざまな国や地域の仲間が一緒に働いています。
文化も違えば、言葉も違います。
だからこそ、
「働いてください。」
では終わりません。
日本語学習。
生活相談。
資格取得支援。
専属担当者によるフォロー。
安心して長く働けるよう、日々サポートしています。
私たちが目指しているのは、
外国人だから特別ではなく、
同じ仲間として成長できる職場です。
夜勤は、一人で頑張る仕事ではありません。
介護職を考える方の多くが、
「夜勤が不安です。」
と話されます。
確かに夜勤は責任があります。
しかし、
メドック東浦では、
「一人で頑張る夜勤」
にはしたくありません。
特別養護老人ホームでは、4ユニットを2名で担当し、お互いに協力しながら勤務します。
困った時には助け合える体制があります。
また、看護師によるオンコール体制や宿直体制も整えており、緊急時にも相談できる環境があります。
もちろん、入職してすぐに夜勤へ入ることはありません。
日勤業務を十分経験し、
ご利用者様の生活を理解してから、
少しずつ勤務の幅を広げていきます。
見学だけでも、大歓迎です。
私たちは、
「まず応募してください。」
とは考えていません。
介護という仕事は、
働く人との関係。
職場の雰囲気。
ご利用者様との距離。
それらを実際に感じて初めて分かる仕事です。
だから、
まずは見学だけでも構いません。
働いている職員の表情。
ご利用者様の笑顔。
施設の空気。
ぜひ、ご自身で見てください。
私たちは、
面接とは、
会社が人を選ぶ場ではなく、
お互いが理解し合う時間
だと思っています。
最後に
介護の仕事は、
決して楽な仕事ではありません。
身体を使うこともあります。
悩む日もあります。
思いどおりにならない日もあります。
それでも、
この仕事を続けている職員が多いのには理由があります。
あるご利用者様が、
「ありがとう。」
と笑ってくださる。
昨日まで食べられなかった方が、今日は少し食べられた。
認知症で表情の少なかった方が、自分の名前を呼んで笑ってくれた。
その小さな喜びの積み重ねが、
「この仕事を選んで良かった。」
という実感になります。
メドック東浦が目指しているのは、
介護技術が上手な人を育てることだけではありません。
ご利用者様の喜びを、自分の喜びとして感じられる人を育てることです。
もしあなたが、
「資格はないけれど、人と関わる仕事がしたい。」
「誰かの役に立てる仕事がしたい。」
「仕事を通じて、自分自身も成長したい。」
そう思っているなら、
ぜひ一度、メドック東浦へお越しください。
私たちは、
経験ではなく、
あなたという「人」にお会いできることを楽しみにしています。