大切にしているもの

私たちのほうこそ、ご利用者さまから、
貴重なものをいただいています。

ご利用者さまがここで過ごされる大切な時間に、私たちは「参加させていただく」という意識で臨んでいます。その時間は私たちにとって、人生の未知の領域です。生きるとは何か、幸せとは何かを、あらためて考えさせられると同時に、心を揺さぶるような瞬間に何度も立ち合うことになります。介護の仕事は、お給料プラスαの貴重なものをいただける仕事なのです。

私たちは感謝と尊敬の念をこめて、ご利用者さまを名字でお呼びします。「家」である居室を訪れる際は、身だしなみを整えた私服でお邪魔します。私たちの都合ではなく、ご利用者さまのペースに私たちが合わせます。どこまでもご利用者さまの目線に立って、大切な時間をささえていこうと決めています。

自由に意見が言える。想いが実現できる。
そんな職場であり続けたいです。

3年前、私たちは「voice制度」をスタートさせました。スタッフが仕事の中で気がついたこと、感動したこと、ほめられたこと、つらかったことなどを自由に書き出し、みんなで共有しようという取り組みです。これを始めてから、1人で抱え込むことが減り、お互いへの理解も深まって、みんながたくさん会話をするホームになりました。

voice制度から生まれた取り組みもたくさんあります。ショートステイのホテル化計画や、1年がかりで準備する夏祭りもその一つ。夏祭りでは、「利用者さまに花火を見せてあげたい」というスタッフの声に応えて、花火師による打ち上げ花火を実現。今では、ご家族や地域のみなさん総勢500人が集まる一大イベントに成長しています。

スタッフが満足できる環境でなければ、本気でご利用者さまの目線に立つことはむずかしいと思います。スタッフが自分の想いを実現し、楽しく働ける職場であり続けたいと思っています。

理事長 吉田禎宏

社会福祉法人成仁会 理事長
吉田禎宏

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